アクシデントは続くよ　　　　　　　　どこまでも

１．人生を変えたオートバイのある日常 きっかけ

２．運命の出逢い　その①　　　　

３．運命の出逢い　その②

４．やばいぞ！

５．アクシデント

私は路肩にオートバイを停めていた。

おもむろにヘルメットを取る。

妻も車から降りて、

心配顔で私の隣に立っていた。

他の車がスレ違い様に私達を見て行く…

それは数分前の事だった。

私は掛川の県道415号線を走っていた。

信号機の赤で停まっていた時、

ヘルメットのシールドのくもりを取るため、

シールドを一度上に上げた瞬間だった。

『パチン！』

とジェットヘルメットのシールドが

外れる音と共にバイクの上に落ちた。

慌ててシールドを拾い、

シールドにヘルメットを付けようと

手袋を外す。

『あっ、信号が青だ！』

そのまま走行出来ないので、

防寒ウエアの前を開け、

そこにシールドを懐に突っ込む、

手袋を握り締め、オートバイを走らせる。

『あれ？メチャクチャ寒い？』

そう、慌てていたのでウエアの前は

開けっ放しで走っていたのだ。

数十メートル走っていると、

手袋がスルリと路上へ落ちた！

『あっ、しまった！』

だが後続者が来ているので停まれない。

そのままオートバイを走らせる。

路肩を見つけた私、オートバイを停め、

手袋を取りに行こうと後を振り向くと、

妻の車が…。

その手には、手袋を握り締め…

(後続の車にも迷惑をかけました、汗)

そう、

妻は心配して私の後を車で走っていたのだ。

(有難う！)

スレ違いに私達を見て行く車。

この状況は、まるで接触事故だ！

通り過ぎる人の目が痛い…

とりあえず近くのコンビニエンスストアまで

オートバイを走らせ暖を取る。

落ち着きを取り戻した私は、

無事にアカラ院に帰って来れました。

(浜松→掛川60分・掛川→牧之原60分)

妻の愛を感じた１日でした。

つづく…。

次回、初ツーリング

バイカー整体師の独り言⑥

ヘルメットのサイズは大事だね。

そして試着は必ずしたい。

実は、浜松から帰って来る時、

もう一つアクシデントがあった！

格好にこだわり、少しサイズの小さいヘルメットをかぶって帰って来たのだ。その為、国道１号線を走っている時、ヘルメット頭痛におそわれたのだ。

『イタタタッ。痛いよ～！涙』

命を守るものでもあるヘルメットは、

納得いくまでこだわろう！

良いバイクライフを。

では又！